子どもがお風呂で遊んでいるおもちゃ。
ふと目をやると、なんとカビが!
こんな経験がある方も、多いのではないでしょうか。
子どもがお気に入りのおもちゃだけど、
さすがに捨てるしかないのかな・・・
泣く泣くあきらめようとしている、そこのママ・パパ!
ちょっとだけ待ってください!
少しの手間で、そのおもちゃ
奇麗によみがえらしてあげることが出来るんです!
今回は、お風呂のおもちゃについてしまった
カビの取りかたについてご紹介していきますね。
お風呂用のおもちゃにカビが付いた時のキレイにする方法
子供が大好きなお風呂用おもちゃ。
できるだけ清潔を保ちたいですよね。
ササッときれいにしていきましょう。
お風呂用おもちゃについてしまったカビの種類を確認
お風呂のおもちゃにつくカビは、大きく2種類にわけられます。
・黒い点がポツポツとまばらにある → 黒カビ
まずは、見た目でカビの種類を確認しましょう。
カビの種類によって、
適切な取りかたが変わってきます。
・赤カビ:重曹をつかう
赤カビは、食品にも使われる重曹で退治できてしまいます!
それでは手順をご説明しますね。
- 水100mlあたり小さじ1杯(4g)の重曹を溶かし、重曹水をつくる。
- ①の重曹水を洗面器などに入れ、その中におもちゃを入れる。
- 30分~60分つけおきする。
- スポンジ・歯ブラシなどでこすり洗いして、よくすすぐ。
- 風通しのよい場所でおもちゃを乾かす。
赤カビは、カビではなく、正しくは“菌”です。
この菌は「酸性の性質」があるので、
反対の性質であるアルカリ性の“重曹”を使うことで
効果的にカビ取りができます。
このあとに紹介する、酸素系漂白剤でも同じ効果はありますが、
赤カビにそこまで強いものを使う必要はありませんので
安全な重曹を選びました。
重曹は、キッチンやトイレなど、おうちの様々なお掃除に使える優れもの。
常備しておいて損はありませんね。
・黒カビ:酸素系漂白剤をつかう
黒カビは、赤カビよりも手ごわいので
「酸素系漂白剤」を使います。
以下が手順です。
- ゴム手袋をはめる。
- 洗面器などに40~60℃のお湯を入れ、酸素系漂白剤を入れて溶かす。
- おもちゃを②に入れて、30分~60分つけおきする。
- 流水で十分にすすぎ、気になる汚れがあれば、スポンジ・歯ブラシなどで
こすり洗いする。
- 風通しのよい場所でおもちゃを乾かす。
※酸素系漂白剤の種類によって使用量が異なりますので
容器などにある説明を確認してください。
黒カビには、見えている部分の下に根っこのようなものがあり、
その部分までやっつける必要があります。
また退治しても、漂白しなければ黒い点が残ってしまうので、
酸素系漂白剤を使っています。
「重曹」「酸素系漂白剤」どちらの場合でも
中に水が残るようなおもちゃの場合は、
念入りに水洗いしてくださいね。
お風呂用おもちゃにカビをつけないためには
手間をかけてカビとりしたのに、気がついたらまた・・
なんてイヤですよね。
カビをつけないようにするには、どうすればよいのでしょうか?
さいごに、おもちゃにカビをつけないための予防テクニックを
ご紹介します。
- 遊んだあとは、キレイにあらう。
- 水分をふきとって、乾燥させる。中に水が入るおもちゃは、
できるだけ水をだしておく。
- 風通しのよい吊り下げネットなどに入れて、保管する。
カビが育つのに必要なのは、皮脂汚れ、石けんカス、水分です。
これらをおもちゃに残さないことが、カビ予防になります。
まとめ
今回は、カビ取りの方法から予防テクニックまでをご紹介しました。
繰りかえしになりますが
“カビをつけないこと”
これが、一番です。
おもちゃは小まめにお手入れをして
キレイなおもちゃで楽しいお風呂時間を過ごしてくださいね。