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ピアノのリズム練習が大切な理由と練習方法を分かりやすく図解付きで解説!

ピアノの練習

 

ピアノのリズム練習が大切とはよく聞きくけれど何でなのかな?

 

リズム練習っていったいどんな風にすればいいの?

 

ピアノを習うか悩んでいるけれど、難しそうでなかなか踏み出せないでいるんだよね。

 

 

こんなお悩みありませんか?

 

この記事ではピアノを始めて間もないくらいの初級者の方から

少し理解出来てきた初中級あたりの方の

リズム練習に役立つ記事を書いています。

 

ぜひ参考にしてください。

 

この記事を書いたのは
ピアノ経験0のto-ko」です。


ピアノ経験はありませんが何故かピアノが大好き!

特に

・ストリートピアノ

・カティンこと角野隼人さん

が大好きです!

 

一人娘のko子がピアノを習いだした事をきっかけに

親子共々全力でピアノに向き合っています♪

 

普段の練習からコンクールに向けてのことなど

 

少し閉鎖的にも感じていたピアノ練習中の世帯の方に

すこしでも響く役立つ記事を書いていきたいと思っています!

 

ピアノのリズム練習をした方がいい理由

ピアノを弾くにあたって、

リズムを理解しているということはとても重要だと感じています。

 

理由は

自分で楽譜が読める読めるようになる

両手の音を合わせられるようになる

細かく部分的に練習していくことができる

 

この辺りのことができる必要があるからです。

順番に説明していきますね!

 

楽譜が自分で読めるようになる

小さいうちに、リズムや読譜の練習をおろそかにしてしまうと

楽譜を自分で読むことが出来ないまま耳コピに頼ってしまうようになります。

 

コンクールなどに出るとなると、

やはり読譜に時間をかけるよりも指の動きなどの練習に時間を取ってしまう傾向にもあります。

 

いったん耳コピである程度の曲が弾けるようになってしまうと

その後から楽譜を読んで理解しながら弾くというのがとても難しくなってしまうようです。

 

何故ならシンプルに楽譜を読んでリズムを理解することってめちゃくちゃ難しいからです。

 

実例

実際に先日あった楽器屋さんのミニコンサートに来ていた小学3年生くらいの男の子のはなし。

——————————–

グランドピアノでめちゃくちゃ上手に演奏していたのですが

耳が良すぎて聞いて弾けるようになるので

全く楽譜が読めないと言っていました。(ビックリ!)

 

なので、まず

その子のお母さんが楽譜を読んで弾けるように練習して

演奏して聞かせてあげないといけないということ。

 

しかしレベル的にもそろそろお母さんが弾くこと自体厳しくなってきたこともあり

何とか自分で楽譜を読めるようになって欲しいと心から思っているけれど

本人は全くその気がなくピアノの先生共々困り果てているとのことでした。

 

そうだよなあ・・・

上手に弾けてしまう今から楽譜と向き合うの大変だろうなあ

と思いました。。

 

実はピアノを嫌がってやめてしまう子の理由の多くが

この「楽譜を読むことが出来ない」ということが原因らしいです。

 

両手の音がそろう様になる

リズムを掴めるようになると拍子や拍が合わせられるようになりますので

必然的に両手のタイミングが合いやすくなります。

 

簡単な曲を練習している時は拍を合わせる重要性など

そこまで分からないかもしれませんが

速い曲や指が走りやすい曲などの練習では大事になってきます。

 

音の繋げ方を部分的に練習できる

リズムの練習を頑張ると、次第にリズム感が良くなります。

 

6歳の娘にもよく言うことですが

「1音1音を鳴らすのではなく曲全体の流れに乗って音楽を感じよう」

 

言うのは簡単ですが、小さな子には曲の流れに乗ろうなどなかなか伝わるものではありません。

 

しかしリズムの練習をしっかりとしていれば

「左手がターアンの間に右手はタタンタ」

などと簡単ですがまとまりとして練習していけます。

 

小さなまとまりからですが

リズムが分かると分からないとでは最終的に

大きく違ってくるんですね。

 

リズムの取り方

ネットなどで「リズムの練習」などで調べると

「1と2と3と4と」

と練習している先生が多いように感じますが

我が子は

「タン、タタ、ターアン」などのようにリズムをとっています。

 

理由はシンプルに使用している教本がそうなっているからです。

 

利用している教本はこちらです。

今の時点で「リズムのほん3」まで学習していますが

3の時点でもかなり難しいリズム(符点8分音符や連符など)を学べていますが

セットで出てくる音符と実戦形式で学るのでおすすめです。

 

とくに「リズムのほん1」では小さい子でもリズムが理解しやすいように

分解できるペーパークラフトのリンゴが付属でついてきます。

8分音符や16分音符など言葉で説明するのが難しいリズムの勉強にとても役立つので

1から揃えていくのが特におススメです。

 

ピアノのリズム練習我が家の場合

我が家の娘は4歳からピアノを習い始めて今年で2年めですが

基本的に

 

バスティン

子供のハノン

そして

リズムの本

 

をメインに使用してピアノの練習をしています。

 

2年も習っていたらそこそこ楽譜も読めてリズムも分かるんじゃないかと思うかもしれませんが、、

実は案外そうでもありません。

 

発表会やコンクールなどに割とハイペースで参加していることもあり

気づくとわたしや先生も、まず指の動きを教えないことには感情を乗せる練習(感情?強弱やタッチの仕方など)が出来ないので読譜やリズム練習にあまり時間を割いていないのが現状です。

 

このままでは後々、自分で楽譜を読んで弾くようになった時に困るに違いない。

 

そう思い立ちましたのでそろそろ本格的に練習していこうと思いました。

 

ピアノのリズム練習の種類

 

「リズム感」とはそもそも何?

ピアノを演奏するうえでの「リズム感」とは一体どういうものなのでしょうか?

 

それは、正しい一定の拍子を刻めることだったり

曲の流れに乗ってリズムや拍子を感じて演奏できるということです。

 

ピアノは両手で別のリズムを弾くので、

右手と左手、同時に違うリズムを奏でられるようにもならないといけません。

 

リズム感が無いと曲としてのクオリティーはもちろん上がりませんし

そもそも自分自身、演奏するのが苦痛になると思います。

 

我が子も16分音符あたりからなかなかの苦戦ぶりでしたが

テンポをゆっくりにしたり

根気よくお手本を見せたりしているうちに何とか分かってきたようです。

 

リズムの練習は苦手な子には苦痛に感じる練習かもしれませんが

コツコツと頑張れば確実に上達しますので、

あきらめずに頑張って下さい。

 

幼児期におすすめのリズムトレーニング

小さいお子さんでもリズム感を養える方法はあります。

 

リトミック

幼児期におすすめとよく聞くリトミックですが

リズム練習にも有効です。

 

音楽に合わせて手を叩いたり

タンバリンやカスタネットの音をならしたりです。

 

お母さんがリズムに合わせて抱っこしたりマッサージしたりするのも

幼児には嬉しくて楽しい時間になっておすすめです。

 

リズム譜を活用する

この様な簡単なリズム譜から活用してみましょう。

 

「たんたんうんたん」

と手を叩いたり広げたりしてリズム練習をします。

 

詳しいやり方は後ほど説明していますので、さいごまでご覧ください!

 

小学生以降におすすめのリズムトレーニング

小学生くらいになってきたら音符も少しは分かってくるので

リズム譜を活用するのは勿論、

しっかり基本の練習を始めましょう。

 

メトロノームを利用する

右手と左手両方で違うリズムをとるようになってくると

自分の合わせやすい方のリズムに合わせて速さを変えてしまう事があります。

 

また、一定のテンポに合わせてリズムをとることで

ひとつひとつのリズムの長さを理解することも出来るようになるので

余裕が出来てくるようならメトロノームはぜひ活用しましょう!

 

リズム譜を自分で書いてみる

リズム譜は複雑になってくると読むにも難しくなってきますが

実際に自分で書くことで頭の中を整理することが出来ます。

記憶の定着に有効なアウトプットというやつですね!

 

ピアノのリズム練習のやり方を解説!

それでは、実際にどのようにリズムの練習をするのかやってみましょう!

 

このように、音符と休符それぞれにリズムがあります。

順番に説明していきますね!

 

4分音符

音符の中でも基本の1泊を表す4分音符。

 

みかんでも、リンゴでもおにぎりでも何でもいいので

なにかあなたやお子様が好きな物で、

「半分」や「4分の1」などに分けられそうなもの1個分と理解して練習すると後々分かりやすいと思います。

 

リズムのほん1」なら

分かりやすいペーパークラフトでできたリンゴが付属でついてくるのでおススメです。

 

両手打ちの練習

「たん」と胸の前で1回手を叩いてみましょう。

 

4分の4拍子のなか全部が4分音符であれば4回「たんたんたんたん」と胸の前で手を叩いてください。

 

4分休符

4分音符と同じく1拍分の休みを表します。

 

両手打ちの練習

両手をグーにして肩幅くらいに広げて「うん」といいます。

 

2分音符

4分音符2つ分の長さなので2拍になります。

 

両手打ちの練習

「たーあん」と2拍伸ばします。

「たー」で両手を打ち

「あん」で両手をロケットのようにおでこあたりまで上にあげます。

 

2分休符

2分音符と同じく2拍の休みを表します。

 

両手打ちの練習

両手をグーにして肩幅くらいに広げて「うんうん」といいます。

 

全音符

1拍子のなか全部の長さになります。

 

4/3拍なら3拍

4/4拍子なら4拍の長さになります。

 

両手打ちの練習

「たー」で両手を叩き

「にぃ さん し」で両手の幅が広がるようにクルクルとまわしてふくらませます。

 

全休符

1拍の中すべて休符になります。

 

両手打ちの練習

両手を肩幅に広げて「うんにぃさんし」と数えます。

 

8分音符

4分音符の半分の長さになるので0.5拍です。

 

両手打ちの練習

胸の前で「たた」と2回手を叩きます。

「たた」で4分音符と同じ1拍になります。

 

8分休符

8分音符と同じく4分休符の半分の長さを表します。

なので0.5拍となります。

 

両手打ちの練習

8分休符は8分音符とセットで練習するようになります。

「う た」で1拍となります。

 

「う」で左手は胸の前に残して右手を横に広げます。

「たん」で右手を胸の前に戻して手を叩きます。

 

16分音符(16分休符)

16分音符は4分音符の4/1の長さになります。

 

両手打ちの練習

16分音符は4つのまとまった形で出てくることが多いです。

(中級以上になってくると更にいろいろな音符とセットになってきます)

 

胸の前で「たかたか」と4回手を叩きます。

「たかたか」で4分音符の「たん」と同じ長さになります。

 

16分休符

4分休符の4/1の長さです。

8分休符の半分の長さになります。

 

両手打ちの練習

16分休符は色々な音符とセットになってでてきますが

ちょっと難しいので初級編では割愛します。

 

付点音符

音符の右下に付いた点は「付点」といい、

くっついた音符の半分の長さを表します。

 

付点2分音符

2分音符と2分音符の半分の長さを合わせた3拍の長さになります。

 

両手打ちの練習

「たー」で手を叩き

「にぃさん」で両手の幅を広げながらクルクルとふくらませます。

 

付点4分音符

4分音符と4分音符の半分の長さを合わせた1.5拍の長さになります。

 

両手打ちの練習

付点4分音符は8分音符と合わせてリズムをとる練習をします。

このセットで「たんあた」と2拍の長さになります。

 

「た」で両手を叩き「たんあ」と閉じたままにし「あた」でもう一度手を叩きます。

 

複付点音符

付点が2つ付いた音符で「ふくふてんおんぷ」と読みます。

 

1つめの付点が元の音符の半分の長さを表し

2つめの付点が元の音符の半分の長さの更にその半分の長さを表します。

 

連符

 

ピアノのリズム【練習問題】

リズムをとれるか、いくつか練習問題をのせておきますので

ぜひ活用してみて下さい!

難易度★☆☆

両手打ち①

基本の4分音符は「たん」で1拍です。

 

両手打ち②

2分音符は4分音符2個分の長さです。

「たーあん」とのばします。

 

両手打ち③

4分休符は4分音符と同じく1拍おやすみです。

「うん」と両手を開きます。

 

両手打ち④

8分音符は4分音符の半分の長さなので

「たた」と2つで4分音符とおなじく1拍となります。

 

両手打ち⑤

8分休符は単体ではでてきません。

8分音符とセットで1拍と覚えると良いです。

 

両手打ち⑥

付点2分音符は「2分音符の長さ+2分音符の半分の長さ」なので3泊です。

難しく考えずシンプルに付点2分音符は3拍と理解するだけでとりあえず良いかもしれません。汗

 

全音符は1拍子の中全部の長さになりますので

4/3拍子であれば3拍

4/4拍子であれば4拍です。

 

難易度★★☆

拍子打ち①

拍子打ち②

拍子打ち③

難易度★★★

拍子打ち①

拍子打ち②

拍子打ち③

実際に手を動かして練習してみて下さい。

 

ピアノでリズム練習が必要な人の特徴

 

拍子や休符を意識できていない人

我が家の娘もそうですが、音符はまだ何とか意識できるようなのですが

休符はほったらかしの時間くらいにしか認識していないのがひしひしと伝わってきます。

拍子に関しては説明しだすと宇宙に行ってしまう勢いで意識できていません。涙

 

なので一見上手に弾けてそうに聞こえても、

無意識に合わせやすい方の手に合わせてリズムをとってしまうところがあります。

 

リズムの練習をもっとしっかりやり込まなければいけないなあと痛感するところでもあります。

 

両手を合わせるのが難しい人

片手ずつは弾けるのに、両手を合わせると途端に難しくなってしまうという場合

まずリズムの練習が必要な可能性が高いです。

 

SNS(X)でもこんな意見がありました。

 

 

 

ピアノを弾く人全員

結局ピアノの練習をする上でリズムの練習は必要なんだと思います。

ある程度上級者になっても細かい部分部分のリズムを正確にとれるよう練習するでしょう。

 

小さい頃からしっかりコツコツとリズムの練習をする習慣を大切にしたいと思います!

 

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